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RFIDで在庫管理

RFIDを活用した在庫管理とは?

RFID(無線周波数識別)は、電波を利用して非接触でデータを読み書きする技術です。在庫管理では商品にRFIDタグを取り付け、リーダーがタグ情報を読み取って在庫状況をリアルタイムで追跡します。

バーコードやQRコードは1つずつ読み取る必要がありますが、RFIDは一括読み取りが可能です。効率的かつ正確な管理を実現します。バーコードやQRコードが近距離での視覚的確認が必要なことに対して、RFIDは数メートル離れた位置からでも読み取れます。

RFIDの基本概念と仕組み

RFIDは「Radio Frequency Identification」の略で、電波を用いて非接触でデータを読み書きする自動認識技術です。RFIDシステムは、ICチップとアンテナを内蔵した「RFIDタグ」、電波を送受信する「RFIDリーダー」、およびデータを処理する「コントローラー」で構成されます。リーダーがタグに電波を照射し、タグ内のICチップが情報を信号化して返送する仕組みです。

RFIDは通信距離が長いことから、バーコードやQRコードと異なり視認性が不要で、複数のタグを一括で読み取れます。また、汚れや障害物にも強い点が特徴です。

バーコード・QRコードとの違いとは?

項目 RFID バーコード QRコード
通信距離 数m~数十m(遠距離) 数cm(近距離) 数cm(近距離)
同時読取 可能(複数タグを一括読み取り) 不可能(1つずつ読み取り) 不可能(1つずつ読み取り)
記録容量 中(QRコードとバーコードの中間) 小(約20~30バイト) 大(最大7,089文字)
書き込み機能 可能 不可能 不可能
汚れ耐性 非常に強い 弱い 強い(誤り修正機能あり)
コスト 高い 非常に低い 低い
運用の容易さ 専用機器が必要でやや複雑 簡単 簡単

RFIDは、バーコードやQRコードと比べて通信距離が長く、複数タグの同時読取が可能です。また、書き込み機能や高い汚れ耐性を持ちます。一方で、コストが高く運用がやや複雑です。

バーコードとQRコードは安価で導入が容易ですが、通信距離が短く、一度に1つしか読み取れません。QRコードは大容量のデータを扱えるのが特徴です。

バーコード・QRコード
にするとどう変わる?

RFIDを導入するメリット

スキャン不要!複数の在庫を一括管理できる

RFIDを導入する最大のメリットは、スキャン不要で複数の在庫を一括管理できる点です。従来のバーコードやQRコードでは、商品ごとに1つずつスキャンする必要があり、多くの時間と労力がかかります。しかし、RFIDはリーダーが電波を用いてタグ情報を非接触で同時に読み取れるため、複数の商品を一瞬で確認可能です。棚卸作業や在庫確認の効率が大幅に向上し、作業時間を短縮できます。

人的ミスを削減し、管理精度を向上させる

バーコードやQRコードによる手動スキャンでは、読み取り忘れや重複スキャンなどのエラーが発生しやすいですが、RFIDは自動的に正確なデータを収集可能です。また、RFIDタグは個別IDを持つため、商品の個体管理が可能になり、偽造品の混入防止にも役立ちます。リアルタイムで在庫状況を把握できるため、在庫の過不足を迅速に検知し、適切な在庫管理が可能です。人的ミスが大幅に減少し、在庫管理の精度と信頼性が向上します。

離れた場所からでも在庫の確認が可能

バーコードやQRコードは近距離でのスキャンが必要ですが、RFIDは電波を利用して数メートルから数十メートル離れた場所でもタグ情報を読み取れるため、非接触で効率的な管理が実現します。倉庫内の高所や奥まった場所などの遠隔地にある在庫も簡単に確認でき、作業負担を軽減することが可能です。

棚卸作業の効率化と時間短縮

従来のバーコードシステムでは一つずつスキャンする必要がありましたが、RFIDは複数のタグを同時に読み取れるため、作業時間が大幅に短縮されます。目視確認が難しい場所にある商品も非接触で読み取れるため、作業者の負担が軽減されます。さらに、データの正確性が向上し、人為的ミスも減少します。棚卸作業の効率化と同時に、人員配置の最適化も実現可能です。

防犯対策にも活用できる

RFIDは防犯対策にも効果的です。商品に取り付けたRFIDタグを店舗の出入口に設置したリーダーで検知することで、未清算の商品が持ち出される際にアラームを鳴らし、不正行為を即座に把握できます。また、どの商品が、いつ、どのように持ち出されたかを正確に記録できるため、万引きや盗難の詳細な追跡が可能です。従来の防犯タグと異なり、RFIDは在庫管理と防犯を同時に行えます。

RFID導入のデメリットと注意点

導入コストが高い

RFIDの導入には、タグ、リーダー、システム構築などで高い初期費用が必要です。RFIDタグは1枚10~30円程度ですが、特殊な金属対応タグでは100円以上になる場合もあります。リーダーはハンディ型や据え置き型で20~30万円、ゲート型では数百万円と高額です。また、ソフトウェアや周辺機器、設置工事費用も必要で、全体のコストが大きくなります。このため、導入前に費用対効果を慎重に検討することが重要です。

金属や液体に弱いなど環境による制約がある

RFIDは金属や液体に弱いという点に注意しなければいけません。金属は電波を反射・吸収し、タグとリーダー間の通信を妨げるため、正確な読み取りが難しくなります。また、液体(水分)は電波を吸収し、感度を低下させる要因となります。金属・液体がある環境では、金属対応タグやHF帯のRFIDなど、環境に適した機器選定が必要です。

導入・運用のハードル

RFID導入には、システム設定やデータ連携の複雑さが課題となります。既存の業務システムとRFIDを統合するには、専用ソフトウェアの開発やインフラ整備が必要です。RFIDリーダーやタグの種類が多岐にわたり、自社に最適な機器を選定するのも難しい場合があります。運用後もデータの正確性を保つための管理体制が求められるため、事前検証や試験運用を通じて課題を洗い出すことが重要です。

導入後の教育・運用ルールの策定が必要

RFID導入後は、従業員への教育と明確な運用ルールの策定が不可欠です。新システムの操作方法や、RFIDタグの取り扱い、データ管理の手順など、スタッフ全員が理解し実践する必要があります。また、タグの貼付位置や読み取り方法の標準化、異常時の対応手順、セキュリティ管理など、詳細な運用ルールも必要です。教育と規則策定には時間とコストがかかり、継続的な更新も求められます。

RFIDで管理できるもの

倉庫や物流センターの在庫

倉庫や物流センターの在庫管理では、商品にRFIDタグを取り付け、入出庫時にゲート型リーダーで一括読み取りを行います。商品数や移動履歴をリアルタイムで記録し、在庫状況を正確に把握できます。また、棚卸作業ではハンディ型リーダーを使用し、短時間で大量の在庫確認が可能です。

製造業の原材料・部品管理

製造業の原材料・部品管理では、原材料容器にRFIDタグを取り付け、品目や量、使用期限などの情報を登録して、入出庫時にゲート型リーダーで自動的に情報を読み取るといった活用方法があります。在庫不足や過剰を防ぎ、生産遅延のリスクを軽減します。

企業の備品

企業の備品管理では、PC、工具、什器などの所在や使用状況を効率的に管理するために活用されています。各備品にRFIDタグを取り付けることで、リーダーを使用して一括で所在確認や棚卸が可能です。また、貸出・返却の履歴を自動記録し、紛失や不正持ち出しを防止します。

小売業の商品の棚卸・防犯対策

小売業で商品の棚卸と防犯対策に活用されています。棚卸では、商品にRFIDタグを付け、リーダーを使用して一括で在庫を読み取ることで、正確な在庫管理が可能です。店舗の出入口に設置したリーダーが未購入商品の持ち出しを検知し、アラームを作動させるという防犯対策にも役立ちます。

医療機関の医療機器・薬剤管理

医療機器にはRFIDタグを付けて稼働状況や使用履歴をリアルタイムで把握し、余剰在庫の削減や適切な配置を実現します。また、薬剤にはタグを付けて在庫数や使用期限を管理。記録漏れや誤投与を防止します。偽造品の流通防止やトレーサビリティの向上にもつながります。

アパレル業界の衣料品トレーサビリティ

衣料品にRFIDタグを取り付けることで、生産地や流通経路、店舗での在庫状況をリアルタイムで追跡可能です。消費者に商品の透明性を提供し、ブランド価値を向上させます。また、売れ筋商品の補充や在庫過剰の防止が容易になり、効率的な在庫管理が実現します。

RFIDを活用した在庫管理の成功事例

実際の導入企業の事例紹介

シンフォニアテクノロジー伊勢製作所では、プリント板の入出庫管理にRFIDを導入。以前はバッチ処理のため正確な在庫数が把握できず、部品不足による生産遅延や紛失が課題でした。RFID導入後は、入出庫処理が自動化され作業効率が向上。部品の詳細情報や変更履歴の一元管理、状態・品質管理が可能になりました。盗難や紛失防止、環境負荷低減にも貢献し、生産・管理面で大きな改善を達成しました。

参照元:ROCOH(https://www.ricoh.co.jp/service/digital-manufacturing/media/article/detail35/)

現場担当者の声:「導入前と後でここが変わった」

北日本金型工業では、RFID導入前は成形材料の探索や棚卸に多くの時間と労力を費やしていました。特に高所に積まれた重い材料袋の確認にはフォークリフトが必要で、非効率的でした。導入後は、RFIDタグを活用して材料の位置や情報を動かさずに確認可能となり、作業時間が75%以上短縮されました。現場担当者は「探索や棚卸が一瞬で終わり、理想的な管理が実現した」と評価しています。

参照元:zaico(https://www.zaico.co.jp/casestudy/njmould/)

どのような業種・現場に向いているのか?

在庫管理が重要な小売業、物流業、製造業はRFIDの導入に適しています。小売業では多品種の商品を効率的に管理し、品切れや過剰在庫を防止することが可能です。物流業では入出庫や在庫追跡を迅速化し、配送ミスを削減します。製造業では原材料や部品のトレーサビリティを強化し、生産効率を向上させます。

まとめ|RFIDは自社の在庫管理に適しているか?

RFIDは非接触で複数のタグを一括読み取りでき、在庫管理の効率化や正確性向上を実現します。物流、小売、医療などの分野で活用されています。一方でコストや運用の複雑さは導入のハードルです。利用環境に適した機器選定や運用ルール策定、従業員教育もポイントとなります。現状の課題を明確にして、事前検証を行い、自社の在庫管理に適しているか判断してください。

取材
協力
株式会社コンビベース
       

株式会社コンビベースは「オフィス資産の最適化」をモットーに掲げ、オフィスのさまざまなモノを管理する企業の管理部門を独自のサービスやシステムで支援してきました。 自社で開発した物品管理システムのクラウドサービス「Convi.BASE(コンビベース)」はバーコードやICタグなどを利用して、固定資産やIT機器、文書原本など企業にとって重要な「モノ」の管理を支援。紙などのアナログ管理や非効率的エクセル管理から脱却できない企業の課題を解決し続け、これまで1,000社以上の導入実績を積み重ねてきました(2023年1月時点)。

コンビベース公式HP
引用元:Convi.BASE公式HP(https://convibase.jp/)
Convi.
BASE
とは?
「そのまま使える」
柔軟性が魅力

Convi.BASEは固定資産・IT資産・文書・オフィス用品・工具・消耗品など対象物を問わず、紙やExcelでの台帳管理や、目視での棚卸し業務の負担軽減を実現します。バーコード付きラベルで、現物と台帳を確実に紐付けし、管理物の設置場所や管理者、状態を「見える化」。管理業務にかかる手間と時間を大幅に削減してくれます。

これまでの導入実績は1,000社以上(2023年1月時点)。台帳機能や設定の自由度が高く、Excelの項目をそのまま使えたり、基幹システムとの連携も柔軟に対応してくれたりします。運用ルールを策定するコンサルティングやモノの現物管理に関連する業務を委託できるアウトソーシングなどのサービスもあり、そうしたサポート面の手厚さも多くの企業から選ばれる理由の一つと言えるでしょう。

導入実績
1,000社以上
主な
導入企業
味の素、積水化学工業、NTTコミュニケーションズ、小田急電鉄、阪急阪神ホテルズ、MIXI、キヤノンマーケティングジャパン、日本放送協会、パソナ・パナソニック ビジネスサービスなど